最近、北海道の渓流で、アメマスやニジマスをフライフィッシングで釣っている、若い女性ユーチューバ―の動画を見つけました。
フライフィッシングを始めてまだ間もないということでしたが、キャスティングはなかなか様になっていて、大きな湖でもダブルハンドロッドを駆使して大きなニジマスを釣ったりされていました。
何よりも、ご本人が釣りを心から楽しんでいる姿が印象的でした。
若い女性がどういうきっかけでフライフィッシングを始めたのか気になるところです。
それにしてもやっぱり北海道はスケールが違いますね、魚影も濃いようです。
北海道のイワナといえばやはりアメマスです。
私の通ういつもの川にもアメマスが・・・?
写真のイワナ、大きな斑点があり、アメマスに似ていると思いませんか?
アメマスとは、白い大きな斑点のある北海道や東北地方にいる降海型のイワナです。
(陸封型はエゾイワナといいますが。)
ここは岐阜の渓流なので、アメマスであるはずはありませんが、なぜこういうイワナが釣れるのか?
またこの川のイワナの謎がひとつ。
アメマスやエゾイワナには、オレンジの斑点は無いそうです。
このイワナにはうっすらとではありますが、オレンジの斑点も確認できます。
やはりニッコウイワナの一種でしょう。
大昔この地方にいるイワナの祖先も、海に下って北海道のアメマスのように大きくなって川に戻って来ていたのでしょうか?
ヤマメやアマゴが海に下ってサクラマスやサツキマスになって帰ってくることを思えば、そう考えるのが自然です。
そういう遺伝子を持ちながらも、この地方のイワナは、川の最上流で海に下ることが無くなり独自の進化を遂げていったのでしょうね。
海に下っていたころは、やはりアメマスになって帰ってきていたのでしょうか?
そんなことに思いを馳せながら釣りをするのも楽しいものです。
いつか北海道でアメマスを釣ってみたいですね。
北海道の釣りってスケールが大きくて憧れますよね?