今年も早いもので、禁漁まであと1ヶ月半となりました。
今シーズンは、今の時点で、自然渓流への釣行は6回、アマゴ、イワナのあたりは全く無く、満たされない日々を過ごしていました。
そんな心の隙間を埋めるのにはどうしたものか?
やっぱり管理釣り場しかないかと、この日訪れたのは、美濃フィッシングエリア。
私が知る限りでは、岐阜県内にある自然渓流を利用した唯一の管理釣り場です。
今から30年ほど前、第1次アウトドアブームの時にオープンし、オープン当初から兄と二人で足しげく通い、私たちの渓流釣りの原点といってもいい場所です。
オープン時は、渓流の釣り場しかありませんでしたが、その後何年か経ってポンド池が併設されました。
直近でここを訪れたのは、2021年の6月、その時は、渓流でニジマスを1匹、ポンド池でニジマスを1匹、ドライフライで釣って終わっていました。
この日は、オープン当初に通っていたころ、よく使っていたロッドとリールを持ち出し、当時と同じ7Xのティペットに16番ぐらいのフライを中心に釣ってみることにしました。
釣り始めたのは朝7時過ぎ、最下流からスタートしました。
フライは17番のエルクヘアカディスです。
釣り始めて、早速後ろの木にフライが引っかかり、結局フライは回収できず、フライ交換を余儀なくされました。
再び17番のエルクヘアカディスを結び直そうとしましたが、なぜかルーペ越しに見たフックアイとティペットの焦点が合わず、なかなかアイの中にティペットが通りません。このままではらちが明かないので、やむなく13番のエルクヘアカディスに早々と変更しました。
入渓して30分ほどたったところで、見落としがちな石と石に囲まれた小さな流れの筋に、20㎝ほどの魚が、二匹並んで泳いでいるのが見えました。
今日初めて見つけた魚なので、何とかものにしたいと、二匹の鼻先にフライを投じると素通りです。さすがにフライが大きすぎるかと、17番のエルフヘアカディスに戻そうと思いましたが、その前に・・・シルエットの違うフライにしてアピールした方がいいかもしれないとコンパラダンの12番にしてみました。高く浮きシルエットが大きく見えるエルクヘアカディスに対し、コンパラダンは同じフックサイズでもボディが水面に密着するので細く見えるはずです。これで魚の目先を変えて反応を見てみることにしました。
12番のコンパラダンに変えて一投目、フライが着水したと同時に手前側を泳いでいた魚がフライを何の迷いもなく咥えました。合わせるとフッキング、確かな手ごたえが、かなり暴れまわりましたが、何とかランディングし、確認すると20cmほどのニジマスでした。コンパラダンの12番を喉の奥までがっぷりと咥えていました。
幸先の良い1匹です。
魚の大きさはともかく、何より自分の思惑通りに釣れたことが、うれしい1匹でした。
今日は、楽しい釣りができそうだと、この時点ではそんな予感がありましたが・・・。
その後がいけませんでした・・・。
時折休憩を挟み、ポンド池の方も覗きながら、最上流まであの手この手で釣ってみましたが、まったくフライに反応がありませんでした。
唯一反応があったのは、小振りのニジマスが、マーカーにじゃれてきたのが1回だけでした。
なぜなのか?
理由はよくわかりませんが、おそらく酷暑続きの影響で、魚たちの食欲が落ちているのではないかと思いますが・・・。この日も、昼近くからかなりの暑さで、自分自身もギブアップです。12時半ごろで釣り場を後にしました。
もう少し涼しくなったら、また改めて行ってみようかと思います。
2026年8月18日 美濃フィッシングエリアにて

コンパラダンの12番をがっぷり咥えたニジマス
この日は、たった1匹の釣果でしたが、思惑通りに釣れた価値ある1匹でした。

二匹のニジマスが泳いでいた場所
二つの石に囲まれ見落としがちなこんな場所にいました。

この日ニジマスが唯一咥えたコンパラダン12番

岸よりの浅場に数匹のニジマスがこんな風にじっとしたまま居座っていました。
釣り人がこんな距離に近づいて写真を撮っても逃げようともしませんでした。

約5年ぶりに持ち出した第37話と第67話で紹介したロッドとリール、フライラインもそのままです。
いつものロッドより少し硬めなので、キャスティングの感が戻るのに少し苦労しました。ラインは第90話で紹介した30年ほど前に購入したものです。
信じられないかもしれませんが、いまだにフライラインは問題なく使用できます。